書写山【圓教寺】に参拝してきました。No.1

■書写山【圓教寺】
書写山【圓教寺】に参拝してきました。

 


 

圓教寺は、兵庫県姫路市の書写山にある寺院で、平安時代の康保3年(966年)に性空(しょうくう)上人によって開かれたそうです。多くの人々の信仰を集め、訪れる天皇や法皇、貴族も多く、僧侶の修行の道場として栄え、「西の比叡山」とも称されています。また、西国三十三霊場の第二十七番目の札所としても知られています。

近年は、映画やドラマのロケ地にもなっており、ハリウッド映画の「ラストサムライ(2003年)やNHK大河ドラマの「武蔵」(2003年)・「軍師官兵衛」(2014年)なども撮影されました。

圓教寺へは、バスでJR姫路駅北の神姫バスターミナルから書写山ロープウェイ行き終点「書写駅」まで約30分です。「山麓駅」からはロープウェイで「山上駅」まで約4分で着きます。ここからは、徒歩で境内を巡ります。(バスによる送迎もあります。)

 


 

■慈悲(こころ)の鐘
志納所を通り、まず最初に目に入るのが、「慈悲の鐘」です。鐘は参拝者なら誰でも自由に突くことができます。その音は佛の声だとされています。

 


 

■四国三十三観音道
「慈悲の鐘」を過ぎ、両側に幾つもの観音像が並ぶ西国三十三観音道を10分程歩くと「仁王門(におうもん)」が現れます。

 

 

■仁王門
「仁王門」は、圓教寺の正門で、東坂の終点に位置し、これより中は聖域とされています。門の両側には仁王像が安置され、門の柱以外に控柱が8本ある「三間一戸の八脚門」となっています。また、天井は前後に2つの棟がつくられており、屋根の棟と合わせ合計3本あることから「三棟造り(みつむねづくり)」といわれています。

 


 

その後、参道を進むと「摩尼殿(まにでん)」が見えてきます。また、その手前には「護法石(ごほうせき)」と「湯屋橋(ゆやばし)」があります。

■護法石(ごほうせき)
「護法石」は、昔、乙天と若天のふたりの童子が、この石の上に降り立ち、寺門を守ったと言い伝えられています。また、弁慶がこの護法石をお手玉したという逸話から、別名「弁慶のお手玉石」とも呼ばれています。

 


 

■湯屋橋(ゆやばし)
「湯屋橋」は、元和6年(1620年)姫路城主に着任した本多忠政により補修されたものとされており、「奉寄進 播州飾西郡書写山圓教寺御石橋 顧主 本多美濃守忠政」とあります。本多忠政は、書写山を訪れた際、諸堂の大破に驚き、家中を挙げて修理に尽力したそうです。

 


 

■摩尼殿(まにでん)
「摩尼殿(如意輪堂)」は、天禄元年(970年)創建され、書写山の中心を成す圓教寺の本堂で、西国三十三所観音霊場の第27番札所となっています。マニとは梵語の如意のことです。本尊は六臂如意輪観世音菩薩で、桜の霊樹に天人が礼拝するの見た性空上人が、その生木に如意輪観音を刻み、これを本尊とする堂を築いたのが始まりとされています。岩山の中腹に建つ観音堂は、京都の清水寺と同じ壮大な掛造り(舞台造り)となっています。大正10年に火災で全焼し、昭和8年に再建されました。国指定重要文化財の「四天王像」が安置されています。

 

 
 

摩尼殿の先には映画やドラマのロケ地にもなった三つの堂と呼ばれる大講堂、食堂、常行堂の三つの建物がありますが、続きは後日にさせていただきます。(参照:パンフレット・案内説明)

 


 

 

兵庫 リフォーム NEXST 片山でした。

 
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