極楽浄土が甦る 【浄土寺】

先日、前から気になっていた兵庫県小野市にある浄土寺にいってきました。

寺好きというわけではありませんが、建築を勉強する中で歴史的に有名な建物を知る機会もたくさんあります。この浄土寺もその一つで一級建築士の計画という分野の中ででてきた建物でした。

「近所に国宝のお寺があるんだ。」白黒の写真でしか見たことのないお寺に、少し興味をもった瞬間でした。

それから、もう、何年もたってしまったけれど、やっと訪れることができました。

兵庫県小野市に位置する『浄土寺』は、鎌倉時代に東大寺の大仏・大仏殿を復興させたことで知られている重源上人によって開かれたお寺です。
この中で最も有名で国宝にもなっている「浄土堂」は、創建の1192年から昭和32年まで、一度も解体されることなく持ちこたえただけでもすごい建物です。

この浄土堂は作り方が大仏様(天竺様)という様式で、東大寺南大門とともに全国でただ二つしかない貴重なものだそうです。

柱と柱の間が約6メートルと広く、屋根は方形造り(屋根が三角錐)、本瓦噴きのお堂ですが、ただ、パッと見、外観からはその壮大さを感じることはできません。
でも、御堂の中はすごいです。拝見料500円払うだけの価値があるのか?と思いながら、せっかく来たし。と思い中にはいりました。

中は、雄大な円柱(エンタシス)から延びるボリュームに富んだ梁で、大空間を構成し、天井を貼らずに「化粧屋根裏」を高いところまで見せています。正に阿弥陀三尊像のための空間といった感じで圧巻です。

三体の阿弥陀如来の中央に位置する仏像は高さ5.3メートルにも及びます。
残念ながら、中は撮影禁止なのでパンフレットでご紹介。

この阿弥陀三尊像の背面の透かし蔀戸(しとみど)から差し込む西日で、お道内は真っ赤に輝きます。化粧屋根裏につかえんばかりの阿弥陀三尊像の極楽浄土よりの来迎のシーンを再現しているとか。また堂内には、西日が床から天井に跳ね返り三尊像のお顔を照らすこともあると書いていました。簡単なスケッチを描くと↓

残念ながら、拝観したのが3月で西日が傾いていましたが、7月末ごろの4時ぐらいらな見れると教えてもらいました。

子供もちょうど夏休みなので、見に行こうかな?

さてさて、前にネクストで工事させていただきました太陽光発電設置工事12kwを搭載されたT様のすみごこちインタビューに行かせてもらうことになりました。ネクストで工事させていただいた中でも最大です。

光熱費もどのように変化したのか、気になります。そのあたりも含めてしっかりインタビューにいてきます。

太陽光発電設置工事12Kwのリフォーム事例はこちらでご紹介

 
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