浜屋鍼灸院様 上棟しました。

おはようございます。

本日は待ちに待った加古川市 浜屋鍼灸院の上棟日です。

早速、現場へ~

 

増築リフォームと新築の違いは、大きくは既存部分があるかないかです。そんなことは誰でもわかることですが、既存部分があることによって、工事が複雑になります。既存の建物と結合する部分の構造、防水等気を付けないといけないことがたくさんあるからです。

今回の増築リフォームは、既存部分の工事を神戸市、明石市のリフォーム会社ネクストのグループ会社で建築していることもありまして、構造計算が残っておりました。そこで既存部分の構造と結合することで、既存部分と増築部分を合わせた状態で構造計算をし直しました。既存部分の躯体の状態によっては、増築部分を既存部分の構造的に連結しないで増築する場合があります。
最初は、診療所を広げようということで、増築リフォームが決まりましたが、お家のデザインも気に入っておられたこともあり2階部分も増築することになりました。

下の写真のように、既存の梁に金物を取り付け、増築部分の梁をかけてきます。

 

加古川市の浜谷鍼灸院様は営業しながらの増築というのもありまして、既存部分の解体を慎重に進めながら、増築部分の工事を同時に進めていくので、棟上げは丸一日かかりました。

 

既存部分の屋根も一部撤去して、増築部分とつなげます。

 

増築部分の躯体も組みあがったところで、既存部分と取り合う防水層の工事を慎重に進めます。例えば外壁の防水紙などは、下から貼っていき、必ず上の防水紙との重なり部分をつくります。こうすることで万が一、サイディングの内側に雨が入っても上から下に流れる雨が、防水紙の下の木部に到達することはありません。

 

既存部分は、外壁に通気層を設けたサイディング貼りでした。お施主様がもともとの家のデザインを気に入っておられたので増築部分も同じ工法で同じデザインのサイディングを施工しました。既存部分が通気工法をとっているのならば、増築部分も通気工法を採用するのはベストです。ですから、今回の増築部分も通気工法で施工しました。通気構造の方が手間がかかりますが防水層の取り方をかえると漏水の原因にもなりますから。

さて明日も大工工事が進みます。工事状況をまた、アップいたします。

 
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