外壁リフォーム

塗装

塗装には建物の外観を美しくし下地材を守る役割がありますが、新築から10年程経つとカビや藻類などが発生しやすくなり様々な箇所に痛みが生じてきます。塗装の劣化を放置していると構造部材にまで影響が及び、結果としてリフォーム費用の増加につながりかねません。塗装は、紫外線や風雨など劣化の原因となる自然環境から大切なお住まいを守ります。

・塗料は、その種類により特性も様々です。
・一般的な耐用年数は、アクリル樹脂系(4~6年程度) 安価ですが、耐久性が低い。
・ウレタン樹脂系(7~10年程度) 耐久性と価格のバランスが良い。
・シリコン樹脂系(12~15年程度) ウレタン系に比べると高価ですが、汚染性・耐久性が高い。
・フッ素樹脂系(15~20年程度) 耐候性に非常に優れていますが、汚染性が低く価格が高い

 

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日本の気温は、地球温暖化現象やヒートアイランド現象などにより年々上昇傾向にあり、何の対策も講じなければエアコンの使用が増え光熱費の増加につながりかねません。遮熱性塗装などによって太陽光線を跳ね返し、建物への熱吸収を少しでも防ぐことができれば、熱から建物を守ることになり、室内温度の上昇を抑えることにもつながります。少しでもエアコンの利用を減らせれば光熱費削減にもなります。
 

防水
建物の長寿命化には、建物内に水を入れないことが重要です。しかし、どんな防水も新築から10年程経つと、外壁、屋根、バルコニー等の防水面が徐々に劣化し、雨水の侵入によって建物の強度が弱まる可能性があります。実際には、防水の劣化によりすぐに建物に支障が出ることはないでしょうが、防水は建物の耐久性と密接に関わっているため、悪くなる前に補修することをおすすめします。また、バルコニー等の防水をするとともに、屋根や外壁のひび割れやシーリングなどの補修も合わせてすることで、雨水の侵入による雨漏りや部材の腐食から建物を守り、構造部材の劣化を防げます。防水は、雨水が建物内に侵入するのを防ぎ、お住まいの耐久性を保つために大切です。


断熱
住宅の断熱は、屋根や外壁などから外気が伝熱されるのを極力抑え、室温の安定性を高めます。高断熱化すると室温の変化が抑えられ、結果としてエアコンの使用が減り、光熱費削減となりエコにもつながります。断熱工法は、2種類の工法に大きく分けることができます。

内断熱工法
構造躯体の室内側に断熱材を設置する工法です。内部結露を効果的に防止するため、防湿層は断熱材の室内側に、通気層は外装材と断熱材の間に設けます。

外断熱工法
構造躯体の室外側に断熱材を設置する工法です。そのため、外断熱は蓄熱効果や室温の安定性が高く、内部結露の防止に効果的です。しかし、費用は内断熱に比べ高くなります。

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