玄関の広い土間。そこにスタイリッシュに飾られているのはご夫婦の愛車。デザイン性の高い自転車ということもあり、まるでアートのようです。「大学時代のサイクリング部仲間からうらやましがられます」とお二人。「家を建てると決めたとき、パソコンのソフトで何度も間取りを考え、配線図面も自分で引いた」とご主人。それを基に建築士とやりとりが始まり、平日はメールでのやりとりが続いたそうです。家への愛着はひとしおです。コンセント、スイッチの位置にもこだわりました。1階は和室とリビングキッチンと水回り。造り付けの家具が統一感を生み出し、整理もしやすくいつも片付いた状態です。奥様のお気に入りは和室。「ちゃぶ台育ちだから畳が落ち着きます。」また、「夫と同じ空間で過ごしたいから」とよくパソコンを使うご主人のためにリビングに作業スペースを設けました。吹き抜けの階段で2階へ上がり、ピアノを置いた踊場を通って、天窓付きの主寝室と子ども部屋へ。「明石球場に近い住環境はよく、安心して暮らせる」とご夫婦。数年後には親子3人でサイクリングを楽しむ姿が目に浮かびます。