シドニーで20年近く美容院を経営していたオーナーご夫婦が望んだのは職住一体型住宅。海岸沿いの丘に建ち、目の前には開放的な風景が広がっています。サロンはオープンして間もないものの、非日常が味わえる隠れ家サロンとして口コミで広まり、すでに多くの方が髪と心のリフレッシュに訪れています。 ご夫婦が終の棲家に選んだのは、やはり生まれ育った地元兵庫。「海のそばで生活したいと思って、インターネットで住宅メーカーを探していくと、土地情報が豊富だった勝美住宅がヒットしました。店長の対応も良くて、遠く離れていても安心して任せられると確信しましたね。」店長や設計士とのやりとりはメールで1年近く続き、施工中の写真は随時、地球の裏側で受け取られました。 オシャレに敏感なオーナーが重視したのはデザイン。アーチ型のやさしい印象の外観です。店内まで導く市松模様のアプローチと、扉上のステンドグラスが華やかさを演出します。一方、居住スペースは2階にまとめました。収納スペースを多く取ったので、無駄なモノを出すことなく、どの空間もスッキリ。白で統一したリビングキッチンには小上がりの畳スペースを設け、シドニーでは実現できなかった和のテイストを取り入れました。ここに吊るしたハンモックに揺られたり、バルコニーで海を眺めたりすることがオーナーの大好きな時間だそうです。「自分の理想の空間を作りだすために妥協せず、設計士さんに伝え続けたことで、思い通り住まいになりました」と、晴れやかです。