黄朽葉色の外観。モダンな外観に和のモチーフを取り入れ、飽きの来ないデザイン。格子のフェンスがスキッリした印象を与えるだけでなく、歩行者の斜め方向の視線を遮り、プライバシーも確保しています。 　和が好きなご主人と、洋が好きな奥様が、設計士とともに創り出した空間は「和モダン」の家。室内に統一感を持たすため、置家具ではなく、造り付けの家具にしました。リビングダイニングルームの壁紙は白に統一していますが、一面だけ、濃いグレーにしたアクセントクロスを取り入れ、テレビやテレビ台と一体感があり、上品な空間になりました。 　キッチンカウンターは奥様の身長に合わせて高いサイズをチョイス。「家事同線を重視した間取りの次に重要だったのは、自分に合ったカウンター選びでした。料理や作業がテキパキできて、ストレスフリーです」とにっこり。 　一方で、ご主人が書斎兼くつろぐスペースとして作った和室。「パソコンをしながら、時々、畳にごろりと横になってくつろぐ。自分の城ができて、毎日、楽しみながら暮らしています。あと、和室に光を取り入れるように工夫をしてもらいました。」 ベランダは洗濯物を干すには十分な広さを確保しました。奥行のある屋根なので、急な雨でも慌てる必要はありません。風通しもよく、洗濯物もいつもカラッと乾きます。 　仲の良いご夫妻が互いの好みを上手く調和させた心地いい、理想的な住まいになりました。