２年契約の賃貸マンションに住んでいて、そろそろ再契約の時期が近づいていたので、「そろそろ買わなきゃね」と夫婦で話し合っていましたが、どこから始めていいのやらという感じでした。

実家にも職場にも近い、勝美さんの分譲地が気に入り、お願いしました。実はこの土地を見つけたのは父です。散歩途中の父が偶然、分譲地に足を運んでいた店長に資料をもらってくれ、店舗に伺うきっかけになりました。

土地は気に入ったものの、勝美さんがどのような家を建てられるか知らなかったので、当初は不安でしたが、実際に家づくりが始まると、そんな思いは吹き飛びました。注文住宅のおかげで、暮らしやすい家が手に入りました。

薪ストーブです。僕が木を扱う仕事なので、薪も木材も入りやすいですしね(笑)　設計士の方の提案で、リビングの端のコーナーを土間にしてストーブを設置しました。薪も積める、掃除もしやすい。あえて真ん中に置かなかったことで、リビング、キッチン、玄関と行き来しやすいです。空間にもメリハリが出来ました。

リビングですね。薪ストーブの設置だけでなく、フローリングを無垢材にしたので、リラックス度が増します。営業の方は「無垢材は高くなりますよ」と事前に言ってくれましたが、それでもいいからとお願いしました。たくさんのサンプルの中から自分たちが好きな木材を見つけられました。年数と共に色合が変化するのも楽しみです。予算はアップしましたけど、住み心地には代えられません。

マンション時代は気持ちも生活スタイルもやや窮屈でした。今は違います。オーダーのキッチン、窓台の無垢板、シューズクロークなど、営業さんと設計士さんが、私たちが思い描く住まいへの思いを汲み取ってくれ、忠実に形になりました。これもお客さんに寄り添ってくれる勝美さんだったから完成できたと思っています。